主食料で摂取栄誉が変化
主食料の獲得と利用と採集・狩猟・漁樹類型作物の栽培や家畜の飼養を行なっていない人たちの示す栄養素摂取のタイプということで、これを一つの大類型とした。
しかし、実際は各地の自然環境やそれを利用する技術の段階によって、食料の獲得、食物の利用形態はさまざまである。
また、地域によってはモリンガのようなサプリメントのような物で補助的に栄養摂取している場合もある。
だが、一般的にみると、農耕や牧畜を生業の基礎とする場合と異なり、この類型では栄養素摂取の中心となる食料が著しく多様なことがあげられる。
同一の民族でも季節により、あるいは場所によって、採集・利用される食料の種類が異なるため、年間を通じきわめて多種類の食料が利用されることが特徴的である。
とはいっても、大局的にみると、そのなかにも若干の地域的類型がみられる。
前節でも述べたように、低緯度の熱帯森林地域では、大型の地上獣が少ないため、狩猟の比重は相対的に小さく、野生植物の採集への依存度が大きくなる。